編み物のゲージ(スワッチ)とは?編み方と使い方

編み図には必ず「ゲージ」が表記されています。

ゲージは、これから編む作品の大きさを測る手助けをしてくれる大切なものなのですが、初心者さんはいまいち必要性がわからないかもしれません。

ここではゲージとは何か?どうやって編むのか?など、編み物初心者さんが知っておくべきゲージの基本について紹介していきます。

編み物のゲージ(スワッチ)とは?

毛糸に書かれたゲージ

ゲージとは一般的に、指定の針と毛糸で10cm角の編み地を編んだ時に、何目(横の目数)何段(縦の段数)で構成されているかが表記されたものです。

編み物は、人によって手加減がきつかったりゆるかったりで、同じ糸と針を使っても、かなり編み地の出来上がりが違います。

ゲージを知れば、編みたい作品と自分の編む手加減を調整することができます。

ゲージの必要性

とはいえ、お気に入りの毛糸を目の前にしたら、早く編みたい気持ちでいっぱいですよね!(めちゃくちゃわかります。)

それでも、やはりセーターなどのウェアを編む場合には、焦らずにゲージを一度とってみましょう。

思っていたよりもゆったりしたセーターになりそう?など、作品のイメージを掴みやすくなります。もし予定より大きくなりそうな場合は、毛糸が足りなくなる可能性もあります。

ゲージを取っておくことによって、いろいろな予測を立てることができます。

ゲージを取らずに編み始めて失敗したこと、私は何度もあります!!!ここは、急がば回れ!です。

ゲージの取り方(作り方)

編み物のゲージ

それではさっそく、ゲージを編んでみましょう。

1)作り目を決める

まずは編む予定の作品の、ゲージの目数(横目の数)を確認します。

目数と段数を確認するために、ゲージの幅が10cm以上あれば良いので、すこし余裕をもって、15cm角程度の編み地を作ります。

指定の1.5倍程度の目数で、作り目を作りましょう。

2)編み物本と同じ針と毛糸で、正方形になるように編む

15cm角くらいの編み地を作ります。

このとき、だいたいの大きさでOK!後にも述べますが、ゲージでは縦の段数よりも、横の目数を知ることが大事ですので、縦方向は15cmに満たなくても大丈夫です。

ただ編んでいくうちに、だんだん手加減が変わってしまう方もいます。はじめのうちは縦横15cmくらいは編んでみて、編み方の癖を知るのもいいでしょう。

編み終わりは、あまりきつくならないように、目を閉じましょう。

3)スチームアイロンで編み目を整える

軽くスチームアイロンで整えて目を揃えましょう。

くれぐれも生地が縮まないように優しくアイロンしてくださいね。

4)中心部分の10cm四方に、何目何段あるか数える

ゲージの目数を数える

定規を編み地にあてて、10cm四方の目数段数を数えてみます。

生地の端は目の歪みがでやすいです。なるべく中心部分で数えるようにしましょう。

編み物の目数と段数の数え方

それから、編む予定の作品のゲージと自分のゲージを比較してみましょう。

作品の仕上がりサイズを予測することができます。

  • 同じくらいのサイズになりそう
    (指定ゲージと目数段数がほぼ同じ。)
  • 小さめサイズになりそう
    (指定ゲージよりも10㎝に対する目数段数が多い。編み目がきつい。)
  • 大きいサイズになりそう
    (指定ゲージよりも10㎝に対する目数段数が少ない。編み目がゆるい。)
誤差は0.5〜1目くらいが理想です。

編んだゲージが合わないときの、調整のやり方

ゲージの段数を数える

一番簡単なゲージの調整方法は、編み針の号数を変えることです。

1)目数・段数が少ないときの合わせ方

指定ゲージよりも目数・段数が少ない時は、編み針の号数を1号〜2号太くします。

再度ゲージを編んで、確認てみましょう。

2)目数・段数が大きいときの合わせ方

指定ゲージよりも目数・段数が多い時は、編み針の号数を1〜2号細くします。

そして同じようにゲージを編んで、確かめましょう。

縦に何段あるかは、編みながら長さを測って、調整することができます。そのため、ゲージと多少合わなくても編み進めながらの調整が簡単です。

ところが横の目数が合わないと、身幅の大きさが変わってしまいます。本に載っている見本と同じサイズに仕上げたい場合は、しっかりゲージの調整を行いたいですね。

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編み物

作ったゲージは、ほどく?ほどかない?

作ったゲージは、もちろんほどいてしまってOKです。

編んでいる途中に毛糸が足りなくなったら、ゲージをほどいて使ってしまっても構いません。

編み物のメモとして、今後の参考に置いておくのも良いかもしれませんね。

ゲージをとるのが面倒くさい!ゲージなしで編み物は可能?

編み物

マフラーやストールなど、サイズが厳密である必要がなければ、ゲージは必要ないと思います。

ただし小物とはいえ、帽子・靴下・手袋などは、ゲージを取った方が無難です。

私は初めて編んだミトンが、大きすぎて使えなかったことがあります。(結局、のちに成長し私より手が大きくなった娘が使ってくれましたが…^^)

また編み上がった作品を水通しした後、私の場合、メリヤス編みは少し目が緩む傾向があります。それを考慮して多少きつめに編むよう心がけたり、調整をしています。(あくまで私の場合です。)

人によって、編む強さや編み目には個人差があります。ゲージをとるのは少々面倒くさい作業かもしれませんが、最初のうちほどしっかり取り組むといいと思います。

まとめ

編み物のゲージとは、10cm四方の編地に何目何段あるかを表記したものです。

15cm四方程度の編地を作り、中心部分で編み目の数を数えてみて、自分のゲージと指定ゲージの差を確認することができます。

人によって編み物の手加減は異なり、同じものを編んでいても違いがでてきてしまうので、ゲージをとることはとても大切!

たくさん編んで、自分の癖を知ることが案外一番大切なことかもしれません。

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