かぎ針編み初心者さんでもチャレンジしやすい模様編みが、方眼編み。鎖編みと長編みだけで作れるので、とっても簡単です。
方眼編みの意味は、規則正しく方眼模様(マス目)を作っていく編み方のこと。少ない目数で、コースターやバッグ、マフラーなどいろいろなアイテムを編むことができます。
方眼編みの基本の編み図
ベーシックで簡単な方眼編みの編み図です。鎖編みと長編みを組み合わせて、マス目(方眼)模様を編んでいきます。
長編みのやり方がわからない方は、まずはこちら↓↓の解説コラムをご覧くださいね。
かぎ針編みの基本的な編み方のひとつ「長編み」のやり方をご紹介!長編みは、細編みのおよそ3倍の高さが1段で編める、便利な編み方です。編み物の幅がグッと広がりますよ。長編み、中長編み、長々編みの3つを、写真と動画で丁寧に解説し[…]
方眼編みは、編み方によっていろいろなアレンジが可能なのが魅力的。
長編みと長編みの間に入る鎖編みの数を増やせば大きなマス目に、マス目を埋めて場所を工夫すればアルファベットや図形などを描くことも可能ですよ。
方眼編みのやり方
かぎ針のネット編みの編み方をご紹介します。ネット編みとはその名の通り、ネット(編み目)のように隙間のあけた編み方のことをいいます。巾着やポーチなどの小物はもちろん、マフラーやストール、バッグなどにも向いています。初心者さん[…]
方眼編みのやり方 解説動画
方眼編みのやり方を動画でも解説しています。こちらもぜひご覧ください。
方眼編みの失敗例&上手に編むコツ
方眼編みでよくある失敗と、その解決方法を紹介します。
- 模様が正方形にならない
- 編み地が斜めに歪む
正方形にならない(長さが足りない)
方眼編みの編み目がきれいな形にならない、正方形にしたいのにつぶれてしまう、という方は、長編みの編み方に問題があるかもしれません。
長編みは糸をきちんと引き出して編まないと、高さが出せません。上図の左側のように、グッと糸を引き出して編むようにしましょう。
長編みのコツは、こちら↓↓のコラムで詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
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斜めになる、歪む
方眼編みをしているうちに、斜めに歪んでしまうことがあります。
編み終わった後に軽く引っ張ったり、アイロンを当てたり、整えることは可能ですが、それでも気になる方は編み方を見直してみましょう。
ポイントは、長編みを編むときに拾う目です。
前段の長編みの足の部分にかぎ針を通して編むと、編み目が歪みにくいです(画像左側)。長編みの目の頭だけを拾って編むと、歪みやすくなります(画像右側)。
少しわかりづらいので、ぜひYouTube動画でご確認くださいね。
初心者さんはココからチャンジ!方眼編みのコースター(エコたわし)
作り方解説で編んだ方眼編みをコースターに仕上げていきます。アクリル毛糸で編めば、エコたわしとしても使えますよ。
方眼編みのアレンジ・バリエーション
方眼編みは、いろいろなアレンジが可能な編み方です。アルファベットにしたり、ハート模様にしたり…マス目を上手に埋めることで様々な模様を編むことができますよ。
ここでは基本的なアレンジをご紹介します。
円を編む
方眼編みで円を編んでみました。このままコースターや鍋敷きにできそうですね。
まずは「わ」の作り目で、方眼模様を12個編みます(目数を数えると24目)。2段目は1目おきに長編みで増し目をします。
3段目は長編みの間にいれる鎖編みを2目に増やして、前段の長編み目を拾っていけばOK!編み図には記載していませんが、4段目は鎖編み3目にします。
かぎ針初心者さんが迷いがちな、「わ」の作り目。引き抜き編みの目がわからなくなったり、なぜか目が増えてしまったり…。本や解説サイトをみているのにできない!という方もいるかもしれません。ここでは、ひとつひとつ丁寧に、輪の編み方[…]
大きめのマスを編む
マス目模様を大きくしたい場合は、長編みと長編みの間に入れる鎖目を増やしましょう。
間に入れる鎖編みを2目にすると、マス目が大きくなります。
市松模様に編む
マス目を長編みで埋めれば、こんな感じの市松模様を編むことができます。
通常の方眼編みだと、前段の長編み目を拾って長編みを編みますが、市松模様にするときは鎖目を拾って長編みを編みましょう。
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